頑張れ!くまもと! 大地震被災地の復興を応援します
 熊本復興と鎌倉防災の教訓を得るため、 ゴールデンウィーク期間中、熊本の被災地に伺いました。 報告をまとめましたので、ご一読頂ければ幸甚です。 多くの方がこの地震に関心を持ってもらいたいです。 <被災地へのアプローチ> 熊本へのアプローチは飛行機と新幹線がありますが、ゴールデンウイーク(3日~5日)は航空会社から被災された方の家族が多く利用すると聞き、私は新幹線で行くべきと判断、片道7時間をかけて向かいました。 交通費は往復で5万円。九州新幹線は徐行運転をしていました。 宿泊は熊本市内は全く取れないので、博多に泊まりながら二日間、熊本に通いました。 実際には熊本市内のホテルの多くが被災して営業不可であると知りました。 駅前の有名ホテルが2軒とも休業しておりました。 <市内の様子> 熊本市内は一見、静かです。道路脇に震災ゴミが多数出されておりました。 市電もバスも走っております。食堂も商店も営業を再開したようです。 ライフラインはほぼ、すべて復旧したとの事。 ただし、震源地の隣の益城町はまだ復旧してないとの事。 市内の建造物の全てに、「被災建築物応急危険度判定士」の診断で「赤・黄・緑」が貼られています。家屋やビルが今後余震に耐えうる建物かどうかの目安です。 とても無常です。赤紙の割合は3割程度でしょうか。赤紙の所要者は住居難民として避難所で生活しているようです。 市内すべての小学校体育館がその避難場所になっています。 市内の多くの家屋はボランティアの手により整理中でした。 しかし、余震が来るたびに、大声で呼びかけ作業を中断して屋外へ逃げます。 同じ通りを歩いていても、倒壊した家と、全く損傷のない家とがあります。 地元の方は「地盤が微妙に違うからだ」と言います。 熊本市は阿蘇の水脈が通じて湧き水が多い街です。 その分、地盤が弱いところもあり、被害に差が付いたのかも知れません。 地盤の良し悪しで被害が変わっているとはこのことです。 <ボランティア> 市内の繁華街に近い中心部では、大きなテントが張られていて、「熊本市災害ボランティアセンター」を開設しておりました。 運営は社協ですが、熊大生のボランティアがキビキビと抜かりなく運営していました。医師も警官も控えてました。 今までのどこの被災地のそれよりも整理され、秩序を保ち、システム化されており、とても感心しました。さすがに政令指定都市です。 鎌倉市もその運営方式を見習ったらよいと思います。 ボランティアの方々は言葉から察するに、多くは九州の方と思われます。 活動の前に「被災地ボランティア10か条」を読み上げます。 これがとても判りやすく素晴らしい内容です。 ①危険、疑問を感じる作業は安易に引き受けない・・・・ ②ゴミや瓦礫も被災者の思い出の品と心得る・・・ ③手伝おうとする被災者には「休んで」と気配りを・・・ ④作業が無くても怒らない。待つのもボランティア・・・等々 ボランティアは、家財の搬出・搬入 屋内外の清掃 避難場所の運営 などに別れています。 終わったらボランティア活動証明書を出してくれます。 <熊本城> 写真のように、とても無残な姿です。この城は市内のあらゆる所から臨む事ができたため、それだけ市民の落胆は大きいのです。 城東小学校は、城の直ぐ脇にあり、全ての教室から真正面に城が見える位置です。子供達はその姿を見て泣いたそうです。 熊本城内を廻っていると、地元の初老から「加藤清正公の作った石垣だけは壊れなかったし、唯一現存する宇土櫓だけはほとんど壊れなかった。さすがですたい。」 と自慢された。遺産の価値は私達が思う以上に重要ではないかと感じた。 文化財の中に住む鎌倉市民は、熊本城の再建を助ける事が使命と思いました。 鎌倉ガーディアンズはかつて、頼朝公のお墓の警備をやってました。 この気持ちは熊本城の復興にも通じます。 熊本城総合事務所に連絡を取り、ミナミ様にお話を聞きました。 「私達も前進するので、鎌倉から支援をして下さい。」と言われ、 私は「一緒に寄り添います。」 とお約束をしました。 市役所にも立ち寄り、政策局の職員とお話ししました。 「4・14以来、一日も休んでいない。やっと先日、家に帰った。」と、 災害は行政を疲弊させます。 <まとめ> 被災者にお話をお聞きして、とても気になったのは「家は大丈夫だったが、家具は全てが倒れて下敷きになって怪我をした人が多い。」との事。 阪神淡路大震災の時も、家具の転倒で大勢の方が就寝中に亡くなりました。 熊本でも同じことです。 鎌倉ガーディアンズは、家具の転倒防止の突っ張り棒の取付作業を無料で行っております。改めて、この重要性を市民に判っていただく良い機会と思います。 鎌倉市は熊本地震のボランティア希望者の旅費を一部負担する制度を検討中と聞きます。素晴らしい企画です。 1200㌔、鎌倉から行く価値は充分にあります。 ボランティアで熊本に行く事を進めます。 私もまた、熊本に行きます。 (5月4日 文・写真とも大津定博)
 熊本地震の被災地報告 大船まつり実行委員会副委員長 同 映画仮装パレード委員会 (チームサムライ)会長 大津定博

熊本駅前に貼りだされた手作りのポスター。

全国からの支援への感謝のことばが綴られています。

崩壊した熊本大神宮 左・下とも

熊本城  下:瓦が崩れ落ちた無残な姿。

     左:石垣の土台が崩壊。

 

右:加藤清正公銅像

下:石垣が崩れ落ちている熊本城。

 

 

Team-Samurai /    大船まつり 映画仮装パレード委員会

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